こんにちは!
本日はよろしくお願いします。
まずは、サンスリー(株)様は、どのような製品を作っている会社ですか?
はい、当社は、建築部材である、OAフロアや、アパレル関係の、ハンガー等を岐阜羽島の工場にて生産しています。メインの原材料はプラスチック(ポリプロピレン)です。
ありがとうございます。当社との取引は、2019年からスタートしています。多いときは、月に50t以上も当社のペレットをご購入頂いております。いつもありがとうございます。
さて、2020年よりOAフロア向けのペレットに『原野モデル』を導入しました。感想を教えてください。
はい、『原野モデル』では、原材料公開をしており、
2つの面で、メリットを頂いています。
ありがとうございます!
まずは、どのような点でしょうか?
はい、まずは、お客様へのPRです。
13tロットでペレットを購入していますが、その度に、QRコードを発行して頂き、それをそのまま当社のお客様(ゼネコンや販売店)に提示することができます。
そのことにより、安心・安全な国内流通のものを使ってできていることを証明することができ、環境対応企業としての認識を強く、頂いています。
ありがとうございます。
まさに、それが『原野モデル』が成型メーカー様に享受して頂きたいポイントです!
その時のユーザー様の反応はいかがでしょうか?
はい、今までもリサイクル品を使っていましたが、ここまでオープンに原材料の開示をしていただくことは無かったので、情報開示の点で、ここまでやってくれるのか?と信用度が上がり、当社の競争力の一つになっています。
ありがとうございます。
成型メーカー様の武器として頂き、本望です。
続いて、成型に関わる部分ではいかがでしょうか?
はい、2つ目のメリットがこちらです。
原材料の公開と共に、MFR(流動性試験)、比重試験結果を頂く中で、都度、変わっているリサイクルペレットの物性値(特色)を掴むことができ、成型時に、そのデータに基づいて生産をすることができます。
プラスチック成型は、原材料のペレットのロットが変わるたびに、微調整をします。専門的になりますが、押出圧力や、冷却時間などです。『原野モデル』の中で、クラウド上に物性値があることで、ロットが変わる、最初の段階で、今までの当社の蓄積されたデータを基に成型条件を調整することで、スムーズにロット間の移行ができます。
ありがとうございます。
プラスチックリサイクルは、どうしても、入ってくる原材料に由来した生産体制になるので、都度原材料が変わってしまいます。その中でも成型メーカー様に安定してご使用いただきたいと考え、常に情報公開をさせて頂いております。
また、サンスリー様からのクラウド上で頂く評価も当社社員は、いつも確認しております。
成型メーカー様の生の声を社員で共有することで、成型メーカー様と一緒に製品づくりをしているような感覚を頂いています。社員一同、よりよい製品(ペレット)をつくる励みにさせて頂いています。
そうですね。今までは、原材料メーカー様とは物性値などの数字のみの話でしたが、一緒に、一番いい材料を作り上げている感覚を頂いています。
チームのような、一体感を持てますね!いつもありがとうございます。
こちらこそ、ありがとうございます。
川瀬社長は同世代ということもあり、共にこれからの未来を歩んでいければと考えております。
本日はありがとうございました。これからもよろしくお願いします。